霧島連山・新燃岳が6年ぶり噴火!!私生活への影響は?
気象庁によると、11日午前5時34分、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳が噴火した。噴火が確認されたのは2011年9月7日以来、約6年ぶり。火口の縁から約300メートル上空まで噴煙が上がった。噴石は確認されていない。
気象庁は5日に噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げていた。
鹿児島地方気象台と宮崎地方気象台は新燃岳の地表面温度の上昇や降灰状況などを確認するため、職員計8人を派遣し、上空や地上などから調査を実施することを決めた。
宮崎県高原町などでごくわずかの降灰が確認された。宮崎、鹿児島両県警などによると、けが人を含めた被害の情報は入っていない。
火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
引き続き地元自治体等が行う立入規制に従ってください。
霧島山(きりしまやま)は、九州南部の宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島連山、霧島連峰、霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれる。
最高峰の韓国岳(標高1,700m)と、霊峰高千穂峰(標高1,574m)の間や周辺に山々が連なって山塊を成している。
有史以降も噴火を繰り返す活火山であり、火山活動が続いている。火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている。
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