てるみくらぶ債権者集会で社長が謝罪 被害者たちは怒号

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経営破たんした旅行代理店「てるみくらぶ」の初めての債権者集会が開かれ、山田社長が涙ながらに謝罪しました。
旅行代理店の「てるみくらぶ」は、負債総額およそ150億円を抱えて経営破綻し、今年3月に破産手続きを開始しました。

 

6日に開かれた初の債権者集会には、取引先や旅行代金を払った利用者ら、およそ500人が参加しました。参加者によりますと、山田千賀子社長は「申し訳ございません」と涙ながらに謝罪し、破産管財人の弁護士らが、2013年9月期から粉飾決算を行っていたことなどを説明したということです。債権者集会は、被害者たちからの怒りの声で大荒れとなった。

 

また、債権者に対して破たんにいたった事情についても示した。その内容は、2012年頃からLCCの台頭や航空券の仕入れなどの環境変化によってビジネスモデルの転換が図れず、格安で旅行を販売することで運転資金を確保。資金集めのための赤字販売を続け、それが「雪だるま式に増加していった」としている。

 

破産管財人の調査では、2013年4月には月次の総利益がマイナスに。その後、繁忙期を除いて月次で数百万円から数千万円の粗利益がマイナスになる状況が続き、2014年9月期には債務超過に陥っていた。その後も、運転資金を調達するために、赤字商品の販売を続けた結果、2015年1月以降は月次の粗利益が全てマイナスになったという。

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2017年2月末段階で、宿泊施設に対する取引債務5億6600万円の遅滞が発生し、破たん直前、3月23日が期限だったIATAへの支払い3億7100万円を実行できなかった。さらに、24日以降の支払期限がくる宿泊施設や海外の現地ランドオペレーターなどに対する債務の支払いの見通しが立たず、同27日に破産手続き開始に至った。

 

一体経営をしていた関連会社、「自由自在」や「てるみくらぶホールディングス」についても、てるみくらぶの破綻によって資金不足で連鎖した。

 

なお、債権者によると代表取締役の山田千賀子氏も破産手続きに入ったことが説明されたという。

 

「社長の言葉で『うそにうそを重ねてきて、3年間ずっとやってきて、結果倒産してしまった』と話していた。3年前からずっとそんな状態だったのかと」(ハワイ旅行の代金24万円が返金されていない女性)

「納得というか、もうあきれてしまった」(ハワイ旅行の代金54万円が返金されていない男性)

 

破産管財人は、いつまでに、どの程度の返金が可能かどうか、現時点では明らかにできないと説明しています。

 

 

弁護士は25年9月期から架空利益の計上などで粉飾決算をしていたと指摘。債権額は確定していないが、返金額は非常に少なくなると説明した。第2回債権者集会は来年5月28日。

 

 

 

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