阿蘇山が約2年半ぶりに噴火!警戒レベルは2
2016年10月8日。
熊本県にある阿蘇山が噴火したことで、県内は多くの場所が避難区域となり噴火警戒レベルも過去最大といっても過言ではないほどに高くなったことは記憶に新しいですよね。
そんな阿蘇山で、大きな噴火から約2年半後となった2019年4月16日、噴火が発生したことが発表されました。
阿蘇山の現在はどのようになっているのでしょうか?
ここでは、熊本県の現在の状況や過去の噴火についてもまとめていきたいと思います。
現在の熊本県の状況は?
阿蘇山で噴火が確認されたのは16日、18時26分頃のことでした。
気象庁は、2016年10月8日にも噴火を観測した阿蘇山の新たな噴火として警戒を強め、全国に速報を流しました。
一時は避難を呼びかけられた地域もあったようですが、現在は噴火警戒レベルは2にとどまっており、それ以上の警戒はない可能性が高いと見られていますが、まだ安心はできない状態です。
今回の阿蘇山の噴火は中岳第一火口で起こっており、噴火自体はごく小規模なもので噴煙が軽く上がっている程度だと言われています。
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溶岩の流出や飛び石などの心配もないようですが、噴煙が見える地域では不安を募らせた住人には一時的な避難も可能な体制を整えていると言います。
現在は警戒レベルが落ち着いている阿蘇山ですが、これから数日間にかけては気象庁も注意を呼びかける日が続きそうですね。
過去の熊本県の噴火について
2016年10月8日に大きな噴火をした阿蘇山は、しばらくの間は静かに沈静した山となっていました。
しかし、16日の夕方に噴煙が観測されてからは熊本県全体が大きな動揺を見せました。
4月16日といえば、熊本県にとっては他にも記憶に新しい災害がありました。
それが、熊本県地震です。
震度7を二回観測するという、これまでには震度1ですら地震がほとんどなかった九州沖縄地域としては恐ろしすぎる事態となった熊本地震。
その2回目の震度7を観測したのが、4月16日だったのです。
熊本県は、阿蘇山の噴火と過去の地震による災害をこの日、1日で抱えることとなりました。
幸い、噴火自体はかなり落ち着いているということですが、県民の心は動揺した状態でしょう。
まとめ
以上が阿蘇山の噴火による熊本県の状態などについてでした。
ひとまず、大きな心配はないと言われる噴火ではありますが、噴煙が上がっている状態を見るとどうしても落ち着きませんよね。
一日も早く、噴煙が落ち着くことを願うばかりです。
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